いつもは「バスで○○に行きますよ」と伝えると「やったー」と大喜びする子ども達ですが、「今日は防災学習館に行きます」と伝えると「・・・」「防災学習館って何するの」という反応で、子ども達にとって防災とはあまり馴染みがなくピンとこないようでした。しかし、地震や火事について学べるところであることを知らせると、「地震は物が倒れたり、落ちてきたりするから、机の下に隠れる」「火事は煙を吸わないようにハンカチで口と鼻を隠す」等と今まで経験したことを思い出し、防災について何となくわかったところで、さぁ出発です。バスの中はいつも楽しく笑顔がいっぱいです。
到着するとスタッフの方が待っていてくれ、案内をしてくれました。地震を学ぶコーナーでは、緊急地震速報が鳴ったら、机の下に隠れ、地震がおさまったら避難するドアが開くか確かめるところまで聞き、実際にやってみました。
火事について学ぶコーナーでは、消防士さんの仕事や消火器の使い方を聞きました。また、実際に煙(安全な)の中に入り、避難の仕方についても教わりました。煙の中では姿勢を低くし、暗いと道が分からなくなるので、壁を触りながら避難するという大事な事も伝えていただきました。
地震と火事について実際に体験でき、子ども達にとって良い経験になったようです。最後にスタンプを押し、消防車の消しゴムをいただき、大満足で帰ってきました。